アンチエイジングの『若返りホルモン』とは?
アラフォーになると、肌だけでなく、筋肉がたるみ、体力が落ちるなど、全身の老化現象が進み具合が非常に早く感じられますよね?
成長ホルモンは、その名前のとおり、「成長を促すホルモン」としてよく知られていますが、大人になっても大事な物質であることは変わりありません。
ところが、20歳以降成長ホルモンの分泌量は徐々に低下していきます。
30~40代にはピーク時の50%にんまで減少し、60代では30%にまで低下すると言われています。
「体組織の修復、再生」に重要なホルモンです。
大人になると、成長ホルモンは、成長期を過ぎると努力なしでは分泌されません。
成長ホルモン分泌量が低下すると、どうなるの?
■疲れやすくなる
やる気が起きない、集中力が続かないなどの精神的な症状も起きてくる。
■基礎代謝機能が衰える
痩せにくくなり、たいした量を食べていないのに体重が増える。
内臓脂肪が増え、セルライトがつく。
■自律神経の乱れが起きる
睡眠障害が起き、夜眠れない、朝起きれないなどから、朝夜逆転の生活になる。
成長ホルモンの分泌を増やすには?
筋トレなどの運動と睡眠です!
筋トレをすると、乳酸が溜まり、その乳酸は脳のエネルギーとなって脳下垂体を刺激し成長ホルモンの分泌を促すんですね。
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動だけだと、分泌量はさほど多くないといわれています。
今はコロナの影響でジムに行けない、家で筋トレという方は多いのではないでしょうか?
自重トレーニングでも、十分鍛えることができますよ。何事も、適度にが肝心。
寝る子は育つ!
筋トレは苦手、という方はヨガやピラティスを定期的に行うと効果的です。
成長ホルモンは、入眠30分後~2時間くらいが、一番成長ホルモンが分泌されるらしいです。
なので、「ノンレム睡眠(脳は完全に休んでいる状態)」の時間帯に多く分泌されます。そこには、リラックスした入眠(寝入り)が大切です。
睡眠前に、シャワーだけでなくバスタブにつかってストレッチをすると、軽い運動にもなるので、血糖値が下がり、成長ホルモンの分泌が促されます。
湯船に浸かる効果
■心身ともにリラックスできる
■血行が良くなる
■自律神経が整う
■免疫力もアップする
血液の循環をよくすると、神経はリラックスした状態である副交感神経優位に傾き、深く眠れる体に導きます。
そして、寝る前のストレッチで快適な明日の目覚めへ。