食べ合わせNGの食材【野菜編①】
野菜は非常に栄養価の高い食べ物ですね。
厚生労働省は「日本人の成人が1日に摂取したい野菜の重量」を、350g以上と定めています。
毎日の食生活で、十分な量の野菜を食べていないと感じる人は多いかと思います。
旬の野菜をバランスよく食べることが大切ですが、忙しい現代人はなかなかそうもいかず、同じものを何度も食べる傾向があります。
また、好きなものは毎日食べても飽きないという人は、毎日食べ続けたり...
私たち人間にも相性があるように、実は食物にも相性があり、一度だけなら問題ありませんが、せっかくの栄養効果が吸収されなくなったり、何度も食べ続けると私たちの体に思わぬ影響を及ぼすこともあるんです。
少しの知識で栄養の吸収が効率よくなります。
ぜひ、知っておいてくださいね。
生のニンジン
生でもおいしいニンジン。
ニンジンはビタミンCが豊富な野菜ですが、同じくビタミンCを破壊する「アスコルビナーゼ」という成分が含まれるので、生のまま食べると体内で、ビタミンCが失われる可能性が。
■酢や柑橘などの「酸」と一緒に食べる
それにより、ビタミンCの破壊を予防することができます。
ドレッシングをかけたり、にんじんスティックなら、マヨネーズや酸味のあるディップと一緒に食べればOKですね。
またニンジンにはβカロテンが豊富で、βカロテンは熱に強く、油と一緒に摂取すると吸収率もよくなります。
キュウリとトマト
生野菜サラダの定番といえる、キュウリとトマト。
夏に大活躍する野菜ですが、実はこのコンビもビタミンCを壊してしまうんです!
キュウリにも同じく「アスコルビナーゼ」という酵素が含まれており、トマトのビタミンCを壊してしまうんですね。
■同様に、酢の入ったドレッシングやマヨネーズをかけて食べれば問題なし!
【衝撃】ホウレン草とベーコン
これって結構知らない方が多いような気がします...
ホウレン草×ベーコンのパスタとかって、メチャメチャ美味しいですよね!
ホウレン草と×ベーコンのソテーも、チャチャっと簡単にできるおかずなのに。
ベーコンに含まれている食品添加物の「発色剤」と、ホウレン草の「亜硝酸」の組み合わせは、体内で亜硝酸発ガン性物質が作られる可能性があるという報告があるんです。
解決策は...
■一緒に食べない。ベーコンは、発色剤無添加のものを選ぶ。
基本的にわたしは、なるべく野菜は温野菜か、油で調理をして食べるようにしています。
その方が量が摂れるので。
生野菜は体を冷やすともいわれたりしますが、毎日三食それしか食べないということでなければ、全く問題ないと思っています。
生野菜は水分を多く含み、カリウムが豊富な為、その水分と、カリウムは利尿作用があり尿とともに体温を下げるといわれているため、一時的に体が冷えるんですね。
なので、温野菜や暖かい料理と一緒に食べれば解決します。
生野菜も温野菜も、食べ合わせを意識して食べると、それぞれの食材の栄養やメリットを最大限に生かすことができるので、是非日々の食生活で活用してくださいね。