使わないと損!! ドライヤーの冷風
ドライヤーに必ずといっていいほど、ついている「冷風機能」。
使っている人は、意外に少ない気がする。
実はこの「冷風機能」を使うと、髪にはいいこといっぱいなんです!
髪が濡れた時の状態は?
髪の毛は、ケラチンというたんぱく質が細かく結合してできています。
その髪の毛1本1本には、キューティクルがうろこ状になってついているのはご承知のとおり。
髪が濡れた状態はケラチンが離れた状態で、キューティクルも開く性質を持っているんですね。
濡れたまま寝るなんて、濡れたまま置いてある雑巾や、生乾きの衣類と一緒に寝るのと同類だわね。
髪が痛むだけでなく、地肌もバクテリアが発生して臭くなりますよね。
だってどんなに部屋干しOKの洗剤で洗っても、その人のそばによるとなんとなく生臭い感じするものね、本人は気が付かなくても。
キューティクルが開いたままだと?
キューティクルが開いたままだと、ダメージ受けることになります。
■髪がパサつく
キメの粗いお肌と同様に、髪の内部の水分が蒸発しやすくなるので、パサつきの原因になります。
■髪にツヤがなくなる
魚のうろこがきれいに並んでいるとツヤツヤしているように、キューティクルが開いた状態の髪では、『天使の輪』はあなたの頭には見えません。
たんぱく質は熱により柔らかくなる性質があるため、キューティクルを閉じるにはドライヤーで乾かすだけです。
温風は、熱によりたんぱく質を柔らかくして、スタイリングや伸ばすことができる。
でも、ここからが問題
シャンプー後の髪は濡れているので、そのキューティクルが開いた状態でタオルでガシガシこすって乾かすのは厳禁。
美容師さんが乾かすように、ドライヤーを上から当てて、髪を手に取って乾かすとキューティクルが閉じてれますよ。
そして最後に、冷風が活躍してくれるんですね!
せっかくキューティクルを閉じて内部の水分をキープするために、効果的なのが「冷風』」です!
ドライヤーの熱によりきれいに閉じたキューティクル(タンパク質)を冷風で固めて、クセやセットが長持ちさせ、パサつきや広がりを防いでくれるからやってみて!
ドライヤーを当てるのは、熱すぎない温度で、上から指でとかすようにがポイント。
ちょっとしたことだけど、最後の1~2分の冷風でしっとりヘアになるので試してみて♪