化粧水はあまり意味がないという事実
※これからお話することは、万人に当てはまるとは限りませんのでご了承ください。
多くの方は洗顔後のスキンケアに、まず化粧水を使っていると思います。
何度も何度も重ね付けすると、ツヤツヤになってモチっとした感触がするので
あ~潤ってるわぁ~~っていう気がしますよね?
でも、それは単なる「気がする」だけで、実はお肌は潤っていません。
化粧水の後ろや箱の成分を見てみると、多くはまず最初に「水」と書かれています。
これは成分配合が多いもの順に記載されています。
私たちの肌の一番外側、表皮のまた一番外側を角質層といいます。
水分は角質層までしみ込んでも、それより深い層には染みこみません。
たしかに、洗顔後の化粧水って気持ちいいし、気分もリラックスするけど...
水が肌に浸透するのであれば、お風呂に入ると全身ぶくぶくになってしまいます。
そんなこと起こらないですよね?
角質層は水分を含むと若干膨らむので、一瞬ハリが出たように感じます...
ところがどっこい、すぐに蒸発していきます。
数分後にまた肌の乾燥を感じだし、見た目もしぼんでいくのはそのためです。
化粧水だけではダメだから、その上に美白美容液、保湿美容液、クリームにオイルに...
必要のないことをして、逆にお肌に負担をかけているのかもしれません。
じゃあお肌を潤すためにどうすればいいの?
お肌を潤し、しかもアンチエイジング効果のあるスキンケア用品は
・3種のセラミド《セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP》
・ビタミンC、ビタミンE
・レチノール
です。
ビタミンC、ビタミンEは、抗酸化作用があり、シミ、シワ予防効果があります。
最後のレチノールは、ビタミンA誘導体のことですね。
毛穴の引き締め、皮膚全体の引き締め、ニキビ跡、くすみとか
正しい使い方をすれば、手放せない一品です。
わたしは週1で使っていますが、多くても週2で十分だと思います。
使いすぎは厳禁、ビニール肌になってしまいます。
濃度を間違えて使うととんでもないことになるので、注意が必要です。
いきなり高濃度で使うと、真っ赤になったり皮がむけたりするので...
ちなみに日本で販売しているトレチノイン配合の化粧品は、成分もほんのちょっとしか入っていないのにもかかわらず、バカ高い。
上記のセラミド、ナイアシンアミド配合の乳液やクリームも、低価格で手に入りますよ。
化粧水のケアは、もちろん使って悪いということはありません。
でも何度も何度も重ねてつけても、「保湿成分がチョッとしか入っていない化粧水を使うメリットはあまりない」というのが正直なところです。
お肌の老化を予防するには、上記に挙げた乳液、美容液、クリームのケアと、太陽が出ている時間帯には、「日焼け止めを塗る」が最大のアンチエイジングケアなのです。
あっあと、内側から潤すことが大切です。
水分補給は随時お忘れなく。